実は人間の遺伝子ってダイエットしたり、新たに運動・筋トレの習慣を身につけるのに向いてないのをご存知でしょうか
そんな人間の残念な習性を理解することで、ダイエットや運動・筋トレの成果を大きく上げることが可能です!
どうも、ローアイ・フグ田(筆者)です!
何か挑戦しても挫折するし、すぐに目の前の誘惑に負ける。自分はダメなやつなのか、、
「痩せたい」、「体を絞って今よりもっといい体型になりたい」と思って何かしらの行動をしている人は少なくないと思います。しかし、以前の筆者のように結局、挫折して自分を責めたりしている人も多いはず
実は人間にはダイエットしたり、運動や筋トレを続けて体を絞ることをジャマする習性を持っているんです
その習性を知らないで、対策を立てないままダイエットしたり体を絞ろうとしても、失敗してしまうのはある意味当然なんです!
- 気合を入れて挑戦を始めるけど結局挫折する
- 目の前の誘惑に負けてしまう
- 決めたことができない自分が嫌になる
どれか1つでも当てはまる人はこの記事はお役に立てます!
ちなみに上の3つ全て、30代半ばまでの筆者には当てはまりました
しかし、人間の残念な習性を知って、受け入れたり対策を立てることでそこそこの成果が出せました
人間の残念な習性を知ることで、成果を出すにはどう行動すれば良いのか分かります!一緒に頑張りましょう!
人間の【残然な習性】を知って対策を立てよう!
最初に結論です
知っておきたい人間の残念な習性5選
今回の記事で紹介する、人間の残念な習性はコチラ
人間の【残念な習性5選】
- 人間が目の前の欲望に勝てる勝率はわずか5割
- 人間は自分の能力を、実際より高く見積もりがち
- 人間は急激な変化を嫌う
- 完璧にやろうとする人ほど、行動をしなくなる
- 自分を責める、自分に厳しい人ほど行動しなくなる
人間は目の前の誘惑に弱い(2回に1回は負ける)のに、「今日から2ヶ月間、ストイックになって10キロ痩せる」なんて目標を本気で立ててしまいます
そんな無謀な挑戦を始めても、当初の計画通りに行かなくなると挫折し、挑戦に失敗した自分を責めて、長期間は再挑戦すらしなくなる
ん!?なんだ、自分の話をしているのか?
そう感じた方もいるかもしれませんが、これらは全て人間の残念な習性によるものです
人はこのように残念な習性を持っているので対策が必要です
残念な習性に必要な対策
上に紹介した、人の残念な対策に対する対策はコチラ
人の残念な習性への対処法
- 欲望との戦いは極力避ける
- 何事も小さく始めて、習慣化を優先にする
- 短期間で大きな成果を出すのを諦める
- 『挫折して当たり前』を前提にする
(挫折することを想定しておく) - 完璧を目指さない、できない自分を受け入れる
残念な習性やその対策も一つ一つ記事にしていくのでここでは概要だけ簡潔に説明していきます
残念な習性①:目の前の欲望に勝てない
まず最初の残念な人間の習性ですが、人間が美味しそうな食べ物などが目の前にあった場合、我慢できる確率はわずか5割とのこと
勝率はわずか5割|《2回に1回は誘惑に負ける》
これは科学者が、科学的にきちんと統計をとった結果です
「しばらく甘い物は食べない!」「夏が終わるまでお酒はやめた!」、固い決意をしたはずなのに気づけば誘惑に負けてしまっている、、、
2回に1回は誘惑に負けるなら、ある意味当然だな〜
よっぽど意志の強い超人の人以外は、ある程度の欲望も満たしてあげながら食事制限をする必要があるんです
また、別で個別に記事を書きますが、現代社会は食欲を暴走させるもので溢れています
- 加工食品
食欲を暴走させる - マスメディア
美味そうな広告で食欲を刺激 - ストレス・睡眠不足
食欲が暴走しやすくなる
これらはさらに誘惑への勝率を下げてくるので対策が必要です
そもそも【誘惑と戦わない】ことが重要!
誘惑と戦っても2回に1回は負けてしまう。ならどうすれば良いのかな?
漫画「進撃の巨人」に出てくる調査兵団の「オルオ・ボザド」は主人公に「巨人に勝てるか?」的なことを聞かれて、次のように答えました
壁外調査ってのはな、いかに巨人と戦わないかにかかってんだ
出典 進撃の巨人
そう、手強い相手なら、そもそも戦いを避けることが重要なんです
- 見えるとこに我慢したいものを置かない
(食べ物やお酒など) - 情報バライティなど、食べる系の話題が多い番組を見ない
- 周りにいる、よく食べる、酒を飲む人との距離をとる
- 飲食店街など誘惑強目のところを通らない
誘惑に弱いなら、そもそも誘惑と戦わないようにする工夫をします!
筆者も最初の頃はコンビニに立ち寄らないようにしたり、家族のお菓子などは見えない棚の中に入れてもらっています
残念な習性②:自分の能力を高く見積もりがち
上で仮設したように我々一般人は2回に1回は誘惑に負けてしまします
それなのに人間は自分の能力を高く見積もって、できもしない目標を立てがちなんです
- 2ヶ月くらいなら毎日、ランニングできる
- 3キロ痩せるまでは甘いものを我慢する
これらの目標は自分が目標を達成できる前提で立てられています
自分でできるって思っても、つい無茶な目標を立ててしまってるってことか、、
この残念な習性はダイエットや体を絞ることに失敗する大きな原因になっています
別の記事にも詳しく解説してるので、ぜひ読んで下さい
残念な習性③:人間は急激な変化を嫌う
変わりたい、早く結果を出したい!そう思っている人は多いと思います
しかし、人間の本能は現状維持が大好きなんです
実は「現状維持」を好む、人間の本能
頭では変化を望んでいても、人間の本能は実は違います
- 人間の本能は「現状維持」が大好き
- 〜急激な変化を嫌う
- 人間の本能は、今の生活が平穏ならそれを維持しようとする
- 急に負担が増えると、本能は元の生活に戻りたがる
これは、上で解説した「人間は自分の能力を高く見積もりがち」っていう習性とも重なるところです
本能は現状維持を望むのに、能力以上のことができると思って急にハードすぎることを始めてしまう、、、
だから、無理しても続かないのか
自分の頭で思っている以上に、人間の本能は「負担が増えるのを嫌う」これは重要なポイントです!
このブログで「2ヶ月で10キロ減」とか、「夏までに筋肉バキバキ」とかいった、超短期間で成果を出そうとすることを、超絶にオススメしないのも、こういった理由からです
まず小さく始めて習慣にすることを最優先にする
本能が現状維持を望むなら、どうしていけば良いんだろう?
食事制限も運動・筋トレでもまずは負担に感じないくらい、小さく始めて習慣にしていきますます
- まずは続けることが苦にならないくらいの負荷から始める
- それでも続かなかったら、迷わず負荷を下げて再スタート
これは筆者が成果を出すために重要と考える戦略の一つです。コチラの記事で解説しています
実は、小さく始める重要性はメンタリスdaigo様のコチラの動画を見て学びました
筆者の人生をが変わる大きなキッカケになった動画なので皆様とシェアしたいと思います
ちなみにこの動画の後半の方で触れられている、腹筋を割る方法というのがこのブログでも紹介する「プチ断食」です
残念な習性④:完璧にやろうとする人ほど、行動をしなくなる
やっぱり、一度決意した以上は完璧にやり遂げたいよね!
理想を言えば、決めたことを完璧に実践するに越したことはありませんし、そうしたいと思う人も多いはず
しかし、科学的な実験結果から完璧にやろうとする人ほど、次のような残念なことが分かっています!
- 【完璧主義】は挫折の始まり
- 決めた目標、挑戦に対して完璧にやろうとする人ほど、、
- 挫折率がめっちゃ高くなる
- 一度挫折した後により再挑戦しなくなる
なんで、完璧にやろうって意識高いのにこうなるんだろう?
そもそも人間は自分が思っている以上に完璧になんてできないからですよ
- 上で解説したように、人間は自分の実力を高く見積もる
- できもしない無茶な目標を立ててしまう
- 無茶な目標が完璧にできるはずがない
完璧になんてできない目標を、無理して続けようとしても当然挫折します。
そして、一度挫折すると、もともと人間の本能は現状維持を好むので「あんなきつい思いはまっぴらだ」と再挑戦をする気が起こらなくなるのです
さらに「完璧主義」ともうワンセットで我々一般人を苦しめる習性があります
残念な習性⑤:自分に厳しい人ほど行動しなくなる
アスリートとか、自分に厳しい人が多いイメージだけど、ダメなの?
ごく一部の高みを目指す、超人的な人た達の中には完璧主義で自分に厳しい人もいるかもしれません
しかし、科学的な実験結果からで失敗した自分を責める人ほど、次のような残念なことが分かっています!
- 【自責の念】は習慣形成の最大の弊害
- 自分を責める人ほど、新しい習慣が身につけられない
- 何かに失敗、挫折した時に自分を責める人ほど再挑戦しなくなる
- 失敗、挫折を気にしない人ほど、圧倒的に再挑戦や習慣が身に付きやすい
なんで、自分に厳しくしない方が習慣が身につきやすくなるんだろう
実は「自分を責めることは脳にとって最大級のストレス」なんです
- 自分を責めることは脳にとって最大級のストレス
- 失敗して自分を責めたくないにで、再挑戦しなくなる
- 自分を責める人ほど鬱になりやすい傾向もあるので注意
完璧主義よりの性格で、自分を責める性格だった筆者が30代半ばまで挫折を繰り返していたのは必然でしたね(苦笑)
【対策】『挫折を前提』|できない自分を『受け入れる』
上に解説したように、人間はこんな残念な習性があります
目の前の誘惑に弱いのに、『自分ならできる』と思って無茶な目標を立てがち
そんな無茶な目標を完璧できるはずもないし、挫折して当たり前な気がしてきた
その通り、我々一般人が挫折したり、目標を達成できないのもある意味、仕方ないことなんです
完璧にやろうなんて考えず、『失敗・挫折して当たり前』って考えます
- 失敗・挫折するのが前提
- 完璧にやろうなんて考えない
- まず「完璧にやろう、完璧にできる」って思った時点で間違い
- 失敗・挫折するのを前提にする
- 失敗・挫折から学んで再挑戦の目標を立てる
筆者も未だに「決めたことをやらなかった自分」に落胆を感じたり、そんな自分を責めてしまいそうになります
- できない自分を『受け入れる』
- 自分を責めても良いことが1つもない
- 「反省すること・失敗から学ぶこと」と『自分を責めること』は明確に区別
- 次のような捉え方でOK
まー、こんな日もあるよね
今は不定期でくる調子の悪い時期か
また明日から始めれば良いっしょ
筆者も未だに、決めたことや目標を実践できないことは多々あります
しかし、完璧主義をやめて、できない自分を受け入れるようになってから、本当の意味で挫折してしまうことは劇的に減りました。捉え方ひとつで大きく変わるので、一緒に頑張っていきましょう!
まとめ 人間の残念な習性を知って、対策を立てよう!
今回は実は知られていない、人間の残念な習性を解説しました
皆様がダイエットや運動・筋トレがうまくいかない時に「なんて自分は意志が弱いんだ」と思わずに、「人間の残念な習性のせいかも?」と疑ってもらって、解説した対策を試してもらえたらと思います
では、まとめいきます
【残念】
目の前の誘惑に弱く、現状維持を好むのに、自分の能力を高く見積もる
まず、残念なことに人間は目の前の誘惑に弱く、本能は現状維持を好むのに、「自分の意志は強いのだ!」と思って無茶な目標を立ててしまいます
- 人間は目の前の誘惑に2回に1回は負ける
- 本能は「現状維持が大好き」
- そもそも続けられないことを「自分ならできる!」と思って無茶な挑戦を始めがち
「決めたことが出来ない」じゃなくて、できもしない無理な目標を立てちゃってるってことか
【対策】そもそも誘惑と極力戦わない|小さく始めて習慣化を最優先
誘惑に弱いなら、誘惑と戦わないこと、ある程度は誘惑を満たすことが大事です
- 極力、誘惑と戦わない(例:お菓子などを極力視界に入れないよう工夫する)
- 完全にストイックな目標を立てない(反動がくる)
- チートデイのようにある程度、誘惑を満たす工夫も大事
人間は自分の能力を正しく見積もれないので、小さく始めて習慣にすることを最優先します
- 習慣になるまで小さく、とにかく小さく始める
- 継続できなくなるならさらに負荷を下げてでも習慣化を最優先する
挫折しながら、自分がどれくらいのことなら続けられるかを探っていくしかないんだね
【残念】
完璧主義で、自分に厳しくなるほど、より挫折しやすい
完璧主義や、自分に厳しいことは「美徳」と思われがちですが、我々一般人にとって挫折率を爆上げするので注意
- 完璧にやろうとするほど、挫折しやすく、再挑戦をしなくなる
- 自分を責める人ほど、挫折しやすく、再挑戦をしなくなる
「完璧主義」とか「自分に厳しい」ってことが実は新しい習慣を身につける大きな障害になるのか〜
【対策】
挫折するのが前提|出来ない自分を受け入れる
そもそも、解説したように人間にはこれだけ残念な習性があるので挫折して当たり前なんです
挫折した時は『やっぱりね』くらいの気持ちでそのまま自分を受け入れて、難易度を再調整しながら再スタートをすればOKです
ここは大事な部分なので個別で記事を書いていきます
人間の残念な習性を知って、しっかりと対策を立てれば少しずつでも確実に成果に近づいていきます!一緒に頑張りましょう
それでは最後に、筆者の心に刺さった名言・格言を一つ紹介します!
ジェフリー・チョーサーント(イングランドの詩人)
己を知る者は賢者である。
知っているようで知らない、分かってるつもりで分かってない『人間の習性』を学んで、解説した対策を実践してもらって、皆様が目標に近づいていくお役に立てたら何よりです
筆者も自分自身のことも知りながら生活を改善していきたいと思います
共に学んで実践し、成長しましょう!
今度は我々(一般人)が進撃する番です!!