このブログではタンパク質を多め(上限あり)にとる食事制限を推奨しています
そこで、タンパク質を積極的にとるために「卵」をオススメしているわけですが、不安を感じる人もいると思います
どうも、ローアイ・フグ田(筆者)です!
卵って毎日食べて大丈夫なの?食べても1日1個までって聞いたけど💧
上にも書いた通り、卵(とホエイプロテイン)を食事制限に大いに活用することをオススメしており、皆様にも『一番最初に取り掛かって欲しいこと』として【朝から卵&プロテイン】を解説しております!
その記事がコチラ
卵については「積極的に食べた方が良い!」ってう科学の研究結果が多い一方で「控えた方が良い」って意見もあります
この記事では
- 卵の魅力(質の高いタンパク質と言われる理由)
- 卵を「推す」研究結果
- 割と最近になって「卵はやめときなはれ」と主張する論文
- 毎日3〜4個のゆで卵を食べている筆者の健康状態
- 筆者の敬愛する鈴木祐さまの見解
などを解説していきます
ぶっちゃけ毎日卵を食べることに関しては科学的な決着がついてないんです
そのメリットやリスクを解説するので、それぞれ理解した上で活用していただけたらと思います。一緒に頑張りましょう!
結論|「卵は品質の高いタンパク質」だが、否定的な意見もある
最初に結論です
卵をオススメする理由はコチラ
- 卵は良質なタンパク質で酸化しにくい!
- 朝食でご飯やパンの代わりに卵を食べる大きなダイエット効果
②のダイエット効果については、上にリンクを貼った記事で解説しています!
「卵は体に良いのか?」ということに対して実は科学的には完全決着してないんです
- 卵は体に良いのか
- 科学的に完全には決着してない
- 卵は毎日食べても問題ない、むしろ毎日食べた方がいい(肯定派)
- 卵は週に3個も食べれば早死にする(否定派)
鈴木祐さまと筆者の見解
- 鈴木祐様さまの見解
- 卵肯定派で、否定派の見解も心配しない
- 筆者の見解
- 毎日3〜4個は食べる、健康診断で大きく異常が出たらやめる
肯定派の否定派の意見、どちらも解説するので活用するかはご自身で判断されて下さい
そもそも、「なぜ卵を推す」のか?
〜食事制限で大いに活用できる!
筆者のオススメする食事制限は卵とホエイプロテインの活用がカギになります
(理由はコチラの記事で解説しています)
- 【ダイエットしたい人・体を引き締めたい人】必見の《食事制限》の知識3選!
(タンパク質は食欲と密接に関係する) - 朝食のメインを卵、プロテインからでお大きなダイエット効果が期待
今回は卵について詳しく解説します
(ホエイプロテインは別記事で詳しく解説します!)
【卵】の魅力
・超優良な食材
・質の高いタンパク質
筆者も毎日食べている卵、手軽に買えて科学的に証明されたメリットも多数あります
一方で卵のリスクを指摘している論文あるので解説していきます
参考文献:お馴染み「パレオな男」こと鈴木祐様の著書を紹介
今回、大いに参考にしたのが、このブログではお馴染み、鈴木祐さまの著書、【不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる】です
この本は、マジでオススメです!
科学的に裏付けされたアンチエイジングに効果的な運動や食事法、ストレス対策などのノウハウが詰まっています
この本を参考に卵の魅力を伝えたいと思います
良質なタンパク質とは?
【他の栄養価も高く酸化しない】こと!
まず「良質なタンパク質」の条件がコチラ
良質なタンパク質・3つの条件
- カロリーあたりのタンパク質が多い
- カロリーあたりのビタミンやミネラルが多い
- 「プロトックス」を起こす量が少ない
(プロトレックスは酸化したタンパク質で、体に悪影響)
タンパク質は酸化しやすくホエイプロテインなども含めて全てのタンパク源で注意が必要です。
栄養価が高く、酸化しにくい良質なタンパク質をとれる優秀な食材の一つが卵白です!
卵は優良なタンパク質、第1位
上で紹介した本では「カロリーの質が高いタンパク質ランキング」で卵白を第1位に選んでいます
卵白が1位の理由として本書を引用すると
卵白:タンパク質量が90%と多く、脂質や鉄分がふくまれておらず、普段は卵の殻に守られているおかげで酸化が起きにくい優良食材です。
鈴木祐 著 【 不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる 】
卵は良質なタンパク質なだけでなく、ダイエット効果もあるんです
【朝食のメインを卵】で…
・大きなダイエット効果!
・内臓脂肪を落とす効果!
卵で特筆すべきは、「朝食のメインを卵にしたら内臓脂肪が激減した(なんと23%も減った)」という研究結果が出ています
実験の詳しい内容は鈴木祐様のブログ「パレオな男」のコチラの記事をご覧くださいませ
「卵置き換えダイエット」の効果が凄い件。カロリー制限なしで体脂肪が11%減
普通体型の人がこの実験ほど高い効果は期待しすぎになるかもしれません
しかし、一日の最初に卵を食べることで内臓脂肪や体重を減らす効果は十分期待できます!
そんな卵ですが、割と最近に「週に3個食べると早死にするよ」という研究論文が発表されています💦
「週3個で早死に」って研究結果もあり!
〜リスクを知った上で自分で決める
卵ってコレステロールの問題があるから「1日1個まで」じゃないの?毎日3個も食べて大丈夫?💦
筆者は1日平均3〜4個は食べてるから大丈夫!って言いたいところですが、科学的に完全な決着はついてません
昔は「1日に1個まで」だった
昔は、、、
- 「卵や肉はコレステロールを上げて心疾患の原因になる!」と考えられてた
- 2個以上の卵を食べると、昔の厚生労働省が出した基準をオーバーする
そのため「卵は1日1個まで」と言われてましたが、この基準は見直されてます
理由はこんな感じ!
- 根拠になる研究結果が古すぎる
(「肉、卵でコレステロール値が上がる」は50年以上前の研究結果が根拠) - 「食品からとるコレステロールは血中コレステロールの大きな影響を与えない説」が有力に
そして、研究が進むにつれ卵に有利な結果が出てきます
科学的に「卵は毎日食べた方が良い!」って流れに
近年までは「卵は積極的に食べた方が良い!」って研究結果がどんどん出てきます
研究結果はこんな感じ(リンクは全てブログ「パレオな男」の記事です)
- そもそも食品のコレステロールは問題ない
(2015年からアメリカでは「コレステロールが高い食事でも問題ない!」が普通に) - 卵は体の炎症を抑える
(卵の黄身ってやっぱ凄いアンチエイジングフードだよなーと思った話) - 卵は体脂肪を減らす効果があるかも
(1日に3〜4個の卵で体脂肪が減るかも?) - マウス実験だと1日に卵を3個は食べた方が健康になった
(卵は1日3個食べたほうがコレステロールの機能が良くなるみたいよ) - 卵の抗酸化効果で脳卒中を防ぐ(最低1日1個は食べた方がいい)
(1日1個の卵で脳の血管破裂のリスクが12%も減るぞ)
などなど「卵バンザイ」な研究結果が続々と発表されていました
しかし、それまでの流れとは正反対の研究結果が発表されたんです
「1週間に卵を3個で早死にする」という研究結果が発表される
上で書いたように「卵は凄い!毎日食べようゼ」って流れでしたが、2019年にノースウェスタン大学が真逆の研究結果を発表します
この研究について詳しい記事はコチラから(CNNの記事です)
この研究は、ざっくり言うと「卵を週の3〜4個食べる人は早死のリスクが高くなる!」という結論です!
1週間に3〜4個食べるだけで早死にするなら、卵は極力食べない方がいいのでは💧
「パレオな男」鈴木祐様の解説
〜個人的に気にしない
1年間に5000、これまでに10万の化学論文を読破している鈴木祐さまは、自身ブログ「パレオな男」でこの実験結果について解説しています(詳しくは下の記事)
この実験について良い点にも悪い点にも触れた上でこのように解説しています
- 内容がわりとゆるい
- 過去のメタ分析とは食い違いがある
- 個人的にはこの研究は気にしない
個人的に気にしないとしながらも、下のような注意はされております
もちろん、「ガンガンにハイコレステロールな食事をしようぜ!」とは言いませんし、健康的な体重を維持できていない人には卵の食べ過ぎで悪影響が出る可能性も否定はできないなーって感じはいたします。
ブログ パレオな男
卵を週に3個食べると早死にする!はどこまで本当なのか?
あくまで鈴木裕様の個人的な見解であり、「この卵に否定的な研究結果を気にしなくてOK」とは言ってないので注意です!
毎日卵を3〜4個食べている筆者
健康診断の結果は、、、
筆者はゆで卵を毎日3〜4個食べる生活を4年以上続けています!
そんな筆者が一番最後に受けた健康診断の結果は、悪玉コレステロール値は133(正常値60〜119)でした
やっぱ悪玉コレステロールは基準値をオーバーしてる!卵の悪影響おそるべし!
いや実は筆者は卵を全く食べてない時から、悪玉コレステロールの値はあんまり変わってないんです
最新(去年)の健康診断結果と、食事制限や運動・筋トレなどを始める前の健康診断の値を比較したいと思います
健康診断結果 (正常値) | 身長・体重 | LDL(悪玉)コレステロール (60〜119) | HDL(善玉)コレステロール (40以上) | 中性脂肪 (30〜149) |
2017年 (卵を全く食べてない) | 173.4cm 67.3kg | 138 | 57 | 96 |
2022年 (数年間、毎日卵食べた) | 173.0cm 64.0kg | 133 | 77 | 53 |
これだけ見ると「卵は悪玉コレステロールに大きな影響はない、善玉は増やしてくれた?」って感じです
これはあくまで素人が表面的な数字だけ見た感想に過ぎません。色んな要素が複雑に絡んでいるので本当の影響は分かりません
これ以上、悪玉コレステロールが上がるなら考えますが、今のところこの食生活を続けるつもりです
卵を食べる?食べない!?
最後は自分で決めるしかない!
結局、卵を積極的に食べるか悩むなー
筆者個人の考えは、こんな感じ
- まず卵の食事制限を試しにやってみる
- 悪影響が出るならやめればいい
【筆者の考え】
まず試しにやってみる
悪影響が出るようだったらヤメる
以上を踏まえて、筆者の考えはこうです
- 卵の影響について、科学的な決着はついていない
- 「朝食で卵」で痩せるって研究結果は出ている
- ①〜②、からある程度ヤセるまでは食べる
- 健康診断などで悪影響が出てると感じるならヤメる
科学的な決着がついてないので、「絶対に食べた方がいい」とは言いません(責任取れないので)
一方で、「卵がダイエットや健康、アンチエイジングに役立つ」という多くの研究結果が出ているのも事実
実践してみて、「良い効果が出るなら続ける」、「悪い影響が出ればやめる」ってことにして、とりあえず実践すると良いと思います
積極的に食べる、食べないは自己責任です。リスクを知った上で自分の納得いく方を選ぶのが正解だと思います
筆者は、科学的にはっきりと『卵を食べるほど早死にのリスクが高まる』という結論が出るまでは卵を1日に3〜4個は食べ続ける予定です
まとめ
卵のメリットやリスクを理解して食事制限に活用しよう
今回は「卵」について解説しました
卵は超優良なタンパク質で、手軽かつ高い効果が期待できる食事制限で大活用するので、筋トレ・運動しない人にもオススメです!
では、まとめいきます!
まずダイエットや体の引き締めに食事制限は必須!
とり過ぎはNGですが、タンパク質を十分にとれば食欲をコントロールできます
食事制限には質の高いタンパク質をとるのが重要で、卵は超良質なタンパク源なんだよな!
卵の魅力
- タンパク質量が多い
- 酸化が起きにくい優良食材
- 朝食のメインを卵に置き換えるだけで高いダイエット効果が期待!
卵に関しては近年、積極的に食べた方が良いと研究結果が多数出ています
しかし、ココ最近になって『卵は極力食べない方がいい!』って論文が出たんだよな
2019年に卵に否定的な研究結果が出る
- 米ノースウエスタン大学の研究
- 1週間に3〜4個食べる人は、心疾患や早死にのリスクが高くなると結論
この研究結果に関する(自称、日本一の論文マニア)鈴木祐さまと筆者の見解はコチラ
- 鈴木祐さまの見解
- 個人的にはこの研究は気にしない
- 筆者の見解
(4年以上、毎日3〜4個食べている) - ・今のところ健康に悪影響はなさげ
・卵を活用した食事制限では効果を実感
ただし、鈴木祐さまは『健康的な体重を維持できていない人には卵の食べ過ぎで悪影響が出る可能性も否定はできない』とのことなので、どうぞよしなに!
『筆者としては、まずは試しにやってみて悪影響が出るならヤメたら良いのでは?』ってのが、筆者の見解です
卵のリスクを知った上で、卵を積極的に食べるか否かを最終的に自分で判断することが大事だと思います
さっそく「朝食に卵」から始めてみよう
〜行動なくして結果なし
上にもリンクを貼りましたが全てのスタートは【朝食に卵とホエイプロテインの食事制限】からだと思っています
最後にもう一度リンク貼っときます
卵おオススメの食べ方はゆで卵です。別記事でオススメの調理家電を紹介します!
今回解説した卵のリスクを理解した上で、さっそく目標に向かって行動に移しましょう!一緒に頑張りましょう!
それでは最後に、筆者の心に刺さった名言・格言を一つ紹介します!
久能祐子(実業家)
リスクにもリターンにも段階があり、
100%の成功も、100%の失敗もありません
こうすれば、100%安全とかはないと思います。ある程度情報を集めたら「仮説を立てる➡️実践する➡️結果を検討する」の繰り返しが重要なんだと思います!
一緒に学んで成長していきましょう
今度は我々(一般人)が進撃する番です